今年3月、亀岡市議会は、市民有志による「原発避難計画に関する請願」を全会一致で採択し、原発災害時の避難計画を策定すべきとの「議会の意思」を示した。全国でも画期的なことだが東日本大震災以来、原発事故に対する危機意識は高まっており、無策ではいられないということだろう。
原発事故が起きた場合、どこに、どのように避難するか、事前に何が出来るかなどを考えることは、他の災害時にも役立つ。大規模な災害への備えは、国や行政だけでも、また、地域や個人だけでも、できるものではない。国や亀岡市に対策を求めながら、自分たちには何が出来るか、読者とともに考え、知恵を出し合えるコラムにしていきたい。
防災コラム [1]原発事故避難計画を考える
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