京都府が亀岡市に建設する京都スタジアム(仮称)の運営経営専門家会議が24日、京都市下京区であり、スタジアムの集客能力向上や周辺のまちづくりとの連携を求める意見が出た。

府はサッカーなどの試合がない時もスタジアムに人が訪れる仕掛けとして、壁面に突起を設けたクライミングウォールや、子ども向けの遊具を備えたキッズランド、展望レストランなどを設ける案を示している。

この案に対し、委員から「これで本当に大丈夫か危惧している。ほかにアイデアはないのか」「いろんなアイデアを盛り込んでも維持にコストがかかる」といった声が上がり、集客についてさらに精査することになった。

また、JR亀岡駅ではスタジアムと隣接する駅北地区で土地区画整理事業が予定され、商業施設も誘致される見通しだが、「スタジアムと駅前計画がお互いに補完しないとにぎわいを生み出すのは難しい」との指摘もあった。

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