3月15日の勉強会に参加された方から感想をいただきました。
windtalk20140315

「原発再稼働と避難計画」の話を聞いて思うこと

「避難という言葉はいかにも軽く、また戻れるかのような印象を与えるが、いったん原発事故が起これば戻れない」千葉県のホットスポットから避難されている方の言葉が心に残っています。

避難しないで済むためには、廃炉にするしかないのですが、政府は動かしたくてたまりません。原子力規制委員会に対し、安全審査を急ぐように促す閣僚さえいる始末です。

脱原発のために、集会、デモ、裁判、自然エネルギーの推進、節電など様々な方法で取り組まれています。講師の児玉さんの話を聞いて、「避難計画」に具体的に取り組むことが大きな手だてになることがよく分かりました。

1899871_605759109500267_639906030_n児玉さんは「最後まで残ってより被ばくするのは、消防や自治体職員です」と言っていました。「避難計画」について自治体と話すとき、「そんな計画無理に決まっているやろ」などと対立するのでなく、共闘したいなと思いました。共闘、もちろん国に対してです。自治体から国へ「一生懸命考えましたけど、福島みたいな事故が起こったらお手上げです」みたいに言ってくれるようもっていけたらいいですね。

原発から30キロ以内の市町村に避難計画策定が義務付けられていますが、約4割がまだ策定していないそうです。市民の後押しがあれば、「お手上げです」になるかもしれません。
(百姓のまーくん)