おしどりマコ 連続 トークライブ
 ~半径5mを変えていこう~

■2019年6月8日(土)
 第1回 10:00~12:00 ガレリアかめおか 2階研修室

     ツイキャス動画
 第2回 15:00~17:00 ドイツカフェ みとき屋

     ツイキャス動画

■レポート
 2017年に風の会が、映画「日本と再生」の上映会を開催したことがきっかけで、おしどりマコさんのトークライブ、「半径5mを変えていこう」を、ガレリアかめおかと、南丹市のドイツカフェみとき屋で連続開催することができました。100分を超える熱のこもったトークから、ほんの一部をご紹介します。(詳しくは上記のツイキャス動画を是非ご覧下さい。)


 2011年の原発事故のあと、芸人やミュージシャンがどんどん東京から避難し、自分はしなくても家族はみんな避難させたとか、楽屋ではそんな話ばかり。それなのに、会社からは原発とか爆発という言葉は一切言うなと言われていたそうです。

 新幹線の駅や空港は避難する人でごったがえしているのに一切報道されない。
そんななか、何事もなかったように、漫才で人前に立つのはアンフェアだと、舞台の終わったあとのお見送りの時に第一次情報を書いた紙を渡そうと、東電の記者会見に通った。いまでは誰よりも多く、長く続けられ、とても詳しく、わかりやすいマコさんの話は、自ら取材されたことばかりで、初めて知ることばかりでした。

 避難者は今、帰還をうながされているが、帰ったところで、レントゲン室の基準と同じくらいか、またははるかに高い放射能のなかでの生活を強いられる。行政は、「住宅の2階は屋根からの被ばく線量が高いから物置にして、1階の窓のない真ん中の部屋で生活してください。道は通りすぎるものだから除染はされていません。できるだけ息をとめて、小走りで早くかけぬけてください。土ぼこりによる内部被爆を避けるために、できるだけ早く鼻をかんでください。セシウムと共存する生活を工夫してください。」という笑い話のようなことを大真面目に説明するそうです。

 福島の農家はセシウムが作物に出ないように、カリウムやゼオライトをまいて吸着させているため、むしろ対策を取らないほかの汚染された地域よりも作物の放射能レベルは低いが、そのかわり土の汚染レベルは減らない。レントゲン室の基準の4倍もの放射能のなかで農作業をしなくてはならないが、国は自営業だから自己責任だという。

 線量が下がったといっても、地上80メートルもの高さから測定して換算した数値で、地面の線量はもっと高い。毎年、地面で(土壌の汚染を)測ってほしいと訴えているが、政府は聞全く聞く耳を持たない。

 新聞やテレビ、ラジオではこういうことが報道されない。ネガティブなことは復興の邪魔になるノイズだから、という指導が電通からされている。世間の関心が薄れると今まで出していた情報も、出してこない。

 そのほか、ドイツでの講演レポートは、同じ第二次大戦での敗戦国でありながら、ドイツ人と日本人の違いを、原発事故にまつわるさまざまな切り口で紹介され、日本人が変わらなければならない確かな方向性を示してもらったように思います。
 情報盛りだくさんで、とても書ききれませんが、
「最後のひとりになっても、自分で調べて考えて発言する。誰かに任せない。ひとりで世の中を変えるのは100年かかるかも知れないが、同じような人が100人いたら1年で変わるかもしれない。」
というお話に勇気100倍です!

 自分のまわり半径5mから変える、自分が動くことによって5mも広がる。

 「2011年の原発事故の際、ただちに影響はないと言っていた政権の内側がどうなっていたのか、それを自分で確かめたい。」
そのために、当時政権の当事者だった党に自ら入り込んで、今度は国会議員としてこの国の政治を内側から変えていきたいというマコさんを、私たちは心から応援したいと思います!

 


おしどりマコ 連続 トークライブ
 ~半径5mを変えていこう~

●主催: 京都・丹波/亀岡 市民まちづくり風の会 ・ 丹波自由学校

おしどりマコ プロフィール
 1975年兵庫県神戸市生まれ。兵庫県立長田高校卒業、鳥
 取大学医学部生命科学科に進学するも、阪神大震災を機
 に、2年後に中退。東西屋ちんどん通信社に入門し、アコ
 ーディオン流しを経て、横山ホットブラザーズの弟子に
 なり、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属。
 おしどりケンと夫婦漫才「おしどり」として活動(選挙
 のため、2018年9月からは一旦所属を離脱)。社団法人
 落語協会会員、アコーディオン・コンテスト日本予選3位、
 審査員特別賞受賞。

 2011年3月の東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電
 所事故後、記者として取材を始める。
 東京電力記者会見には、誰よりも通っている。さまざまな
 省庁、地方自治体の会見、議会・検討会・学会・シンポジウ
 ムを取材。また現地にも頻繁に足を運び取材し、さまざま
 な媒体で公開している。
 2016年12月第22回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞を
 受賞。2019年参議院議員選挙で立憲民主党比例区公認候補
 予定者。

◆案内チラシ